2~3時間に1本という常磐線のダイヤで、
日没までに浪江~富岡の5地点の下車は
とうてい無理である。よって大野、富岡は
パスして双葉の次の地は世の森に定める。
3.11大震災後、いち早く復活した名だたる
「世の森桜まつり」撮影で足繁く通った
勝手知ったる地。改札口を抜けるとメインの
駅前(東口)はななんと“がらんどう”である。
十年余りも放置され放しだった自動販売機・
ゲーセン類と商店・家々はとうとう消滅して、
もぬけのカラと化して、更地になっている。
よく「無くなった跡に出くわした際、あれれ、
前は何だっだっけ!?」と狐につままれる
アレである。だが、ここに在った物体は我が
脳裏に焼き付いて、おいそれとは離れない。
*2011年3月11日の夜更け、たまさか歩いて
いた東京の都心(震度5強)から数時間歩いて
アパート近くの一坪呑み屋に駆け込んだ際、
主人、曰く「この大地震から復旧をするには
30年はかかる!」と私を諭した。30年!と
耳にしてもいささかピンと来なかったのだが、
来たる26年3月は、半分の15年ほどになる。
ウ〜ン、30年後、この“がらんどう”の地は、
どうなっているのだろう?15年後の我が身の
行く末は?だが、浜通り一帯を歩いてみたい。
浪江、双葉、大野、世の森、富岡...いわき。
駅から続く土手に青々と繁る桜の老木たちも、
樹齢?に抗ってきっと待っている、と思いたい。
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(↑before)
(↑before)
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○公共アクセス
□上野―世ノ森(常磐線利用)
(普通)約5時15分
(特急)約3時間5分
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メモ:
福島県双葉郡富岡町:
福島第一原子力発電所から約4km~
住民登録:
・東日本大震災当時:約16,000人
・現在、約2,500人余(推測)
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