近年の大雨と高温の異常気象による稲作の
供給不足のほかに、インバウンドによる
需要増加の要因で、深刻な米不足の声が
巷から止まずビッグニュースになっている。
(そうだ...夏の盛り過ぎに田んぼに現れる、
案山子たちに聞いてみることにしよう!)
炊飯器フリーの暮らしを営む私の場合は、
米といえば握り飯なのだが、スーパーで
買うとなると、しっかり値上げされていて
3個が2個、2個が1個といきおい減少する。
ま、食料難の時代に生まれ育ったせいか、
主食といえば麦メシだった。米なるメシは
縁なく、おかずだって似たような有様で、
およそ味蕾に乏しい成人となってしまった。
幸か不幸か、喉や身体が米を所望する!
なんてことは、年間を通じてからきしナイ。
いま思い出すのは、米国・加州の米である。
“米国”というからには、すなわち“米の国”!
がそうさせるのか、“米”なるものがとにかく
美味かった。(感覚的には“コメ”であった)
大人数でアパートをシェアして暮らす中で
ごく稀に“米”に有りつけた日は、それこそ、
今で言う、お盆と正月が一気にやってきた。
その日だけは“日本語フリー”!日本語で
の会話解禁!として大騒ぎしをしたものだ。
◎もちろん、仕事先はアメリカの企業にて
英語オンリーだが、寝床だけは同じ境遇
である日本人同士が何かと好都合であった。
そして、ふだん“米”にありつけぬ日常は、
もし会話に日本語を入れたら、罰ゲームで
一回につき空の一升瓶に1ドル札を入れる。
こうして英語力の向上を図ったものだが、
その割に上達しなかった!?悔いが残る(w)。
感傷は置いておいて。あのころ大の恩恵に
預かった“米”の「カルローズ」なるブランド
を半世紀後の今、探している。が、太平洋
という米・日間に漂う大海に飲まれて???
同じパッケージは見つからず。ま、雰囲気
だけでも!と記憶に近いものを上げておこう。
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