2018/07/17

首を揃えて、待ち人を待つ踏切@浪板海岸

岩手県上閉伊郡大槌町浪板......
望んでいたある目的で、この地を訪ねた。
事情で明かせないため(ご容赦ください)、
道中、周辺のスナップ写真を上げる。

世界でも珍しい「片寄浪」と白砂青松で
知られる「浪板海岸」はもはや見る影もなく、
バス停からトボトボ、山麓へと勾配を歩く。

11年3月まであったJR山田線・浪板海岸駅。
踏切は、遮断機を上げたまま首を揃えて、
待ち人のような顔つきで復旧運行を待っている。
(宮古ー釜石は19年3月に三陸鉄道に移管予定)

目に汗をかくほどの炎天下、身体はぐっしょり。
そんなダレた眼を射ったのは、踏切近くの
「復興をやり遂げ、夢と実りに満ちて、
未来を拓きます!」と印されたミニ看板だった。

...望んでいた地は、西日本の豪雨災害に
時空を超えて、さぞ心を寄せていることだろう。







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