2018/05/05

「希望を追いかけて」 〜フロリダ州立大学所蔵写真展〜

この写真展のチラシを見た途端、
背景の桜と走る子どもの姿が目を射った。
タイトルから、ジョン・ダワーの著作*、
『敗北を抱きしめて』がほどなく浮かぶ。

近づけば、「ジープを追いかける子どもたち」
と写真の下に小さく記されている。
瞬間、MPらにチョコやガムをせがんで
ジープを追った日が時空を超えて蘇る。

ふと、どんなに仲間はずれになろうが、
満開の桜の方へ一目散に"逆走"した!
だろうに(w)。そんな幻視に駆られている。

かくも、我が身には魅力的な一葉で、
不明な撮影地を知りたい思いに駆られる。

〜2018年、「桜」追っかけの股旅を
打ち切って帰京するのに価する展だった。

*タイトルの「希望を追いかけて」だが、
展にダウワーの著作との符丁はないようで、
単刀直入で素敵なタイトルと感じ入った。

翻って、あれから70年、この国の中に、
"希望を追いかけて"の気概はあるだろうか。
それとも、"追いかける"は、葬ったの!?


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◎「昭和館」特別企画展(無料)
「希望を追いかけて」
〜フロリダ州立大学所蔵写真展〜
・5月6日(日)まで(10時〜17時30分)
*終戦の1946(昭和21)年からおよそ4年の間、
GHQの下で日本に赴任・滞在した鳥類学者
「オリバー L. オースティンJr.」撮影による
貴重な写真(カラースライド)750点を公開中。
チラシ.pdf有
「昭和館」学芸部 03-3222-2577
フロリダ州立大学HP
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☆同時開催 (入場無料)
「女学生たちの青春」(画像④)
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