2013/12/30

「本当にいいものは みんなタダでできているねー。」第17回手帳大賞を読む

手帳好きなら知っている高橋書店の「手帳大賞」。
グランプリに選ばれた今年の「大賞」は近年にない出色で、
時代の空気に抗って喝破する言葉にこころを打たれた。
*12/16付新聞紙面 (保存がよくなくてご容赦です)
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本当にいいものは みんなタダでできているねー。

朝の澄んだ空気。夕焼けの美しさ。家族の笑い声。
元気をもらえるいいものってタダでできているんですね。
いつだったか母親が言った言葉です。
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岩手県の古里素祐さん(51歳・会社員)の応募作品で、
(文末に記されているように)この言葉を発した母上のこころの、
なんというみずみずしさ、なんというすばらしさ。
ニッポンのお母さん、ここにあり。と言わずにはいられない。

ネット上の寸評には、「人間にとって本当に大切なことは
何かを優しく気づかせてくれる、コロンブスの卵的大発見」と
括られているが、まさしくもって的を得ている。

こころの時代と言いいつつも、物質文明に突き進むような
時代の風潮のなかで、この言葉が大賞になったことは
すこぶる意義があり、手帳大賞を超えたスケール表現と称えたい。
 
私自身にとっては、近来、出合えなかった一言で、
ある意味では、どんな優れた広告コピーをも凌駕する傑作と思う。
大晦日を前に、みちのく岩手の自然に思いを馳せながら、
応募された方と母上に、両の手でそっと感謝させていただく。

◎高橋をうならせた、今年の受賞作/公式サイト
http://www.takahashishoten.co.jp/techotaisyo/meigen.html

























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